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徳島県と糖尿病

今朝のニュースを見ていると、徳島県の不名誉なニュースを見かけました。

以下、引用です ↓


2025年の県内の糖尿病死亡率は、人口10万人あたり20.5人と6年ぶりに全国ワーストになりました。

厚生労働省のまとめによりますと、県内では2025年に137人が糖尿病で亡くなりました。

人口10万人あたりの死亡率は20.5人と全国平均の12.2人を大きく上回り、6年ぶりに全国ワーストとなりました。

徳島は2008年から2013年までの6年間と、2017年、2019年も全国ワーストで、車社会による運動不足などが背景にあるとみられています。

ただ、人口の少なさや高齢化のため死亡率が高く出る傾向があり、年齢構成を調整した死亡率を見ると、全国平均並みに下がってきているということです。

県健康寿命推進課は「関係機関とともに結果を分析し、引き続き対策の推進につなげていく」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb97a6de6b789d420de1f3164a99089139649847


とのことです。人口の関係や高齢率も関係もあるようですが、やはり車社会であることも一因にあるように思います。

知り合いから聞いた話ですが、もともと阿波市で暮らしていたその知り合いのご家族が比較的重度の糖尿病だったのですが、仕事の関係で関東で暮らすようになり、地下鉄など都会ならではの整った交通インフラの利用や楽しい街中を毎日たくさん歩くようになった結果、糖尿病の数値(HbA1c:ヘモグロビンエーワンシー)が劇的に改善したとのことでした。

一般の方に「糖尿病は何の病気?」と聞くと意外と答えれない方が多いのですが、一言で言うと

「血管の病気」

です。もちろん全身です。

糖尿病になっても、初めのうちは「痛い」とか「苦しい」といった自覚症状がありません。しかし血糖が高い状態が続くと、血管の壁を傷つけるようになります。全身の血管に障害が出て人によってはケガしてないの痛いという方もいます。おそらく筋肉内にある微小血管をも傷つけるためだと考えられます。

糖尿病の存在は整形外科領域の診療でも密接に関りがあるのです。

整形外科医が「糖尿病の治療をしっかりするように」と伝えても「あの整形の先生は糖尿病のせいにする」と言われたりしますが、やはりそれだけ「血管の病気」という認識が浸透してないのだと思います。

糖尿病の治療を積極的にしたことで原因不明の疼痛が以前よりは無くなってきた という患者さんもいらっしゃいます。「徳島は糖尿病全国ワースト」の汚名を返上してやりましょう!