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判断に迷ったら

診療に携わる仕事をしていると、当然救急車と関わることがあります。

救急要請案件の半数以上は軽傷であると言われています。

軽傷であるにも関わらず救急車をタクシー代わりに利用するという社会問題が取り沙汰されがちですが、逆に「それは救急車呼んで!」という要請すべき状況に、判断に悩み適切に呼べない(または恥ずかしい、なんか怖いから呼びたくない)という事例にも出会います。

あまり病院にお世話になることが無い人であれば、当然のことかもしれません。

病気やケガをした時に救急車を呼ぶべきか悩んだら「#7119」(「#」シャープをつけてください!)に電話を掛けると相談に乗ってくれます。

https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html

他にも「#8000」は子供の急変時病院へ行くべきか悩んだ時、「#9910」は犯罪や事故に当たるか分からないとき警察に相談していいか迷った時に、適切なアドバイスをしてくれます。

助けて!と緊急時に使う電話番号は110や119だけでは無いということを覚えておきましょう。

倒れていたり意識が無い人を見かけたら、すぐに救急車を呼んであげてください。

可能であれば周囲の人にも助けを求めてあげてください。