でっかくなっちゃった!
「若いころと比べると鼻が大きくなってきたような・・・」と感じたことはありませんか?
加齢に伴い実は軟骨だけでなく顔面骨の骨密度低下も関係している可能性があります。つまり鼻が大きくなるということは、顔の骨の萎縮で鼻の根本が平坦になり、加えて皮膚のたるみ・筋力低下等で相対的に鼻が大きくなったように見えてしまうのです。
特に顔の骨の萎縮は早い30代から始まります。30代になってから「こめかみや額がなんか凹んでる?!」と思った方は要注意です。鏡に向き合う機会が多い女性はより気づきやすいのではないでしょうか。

顔の骨の骨密度に着目した論文があり、
上顎骨(上あご)・下顎骨(下あご)の骨密度は、若年(20~40歳)→中年(41~60歳)で有意に低下、対して腰の骨の骨密度は中年(41~60歳)→高齢(61歳~)で有意に低下した
という報告内容でした。つまり、「顔の骨は体の骨よりも早くに骨量が低下」する可能性があるのです。特に女性は閉経後にエストロゲンが急速に減り、骨量が低下することが知られています。美容をきっかけにご自身の骨量を意識していただけると整形外科医としては幸いです。
ちなみに私は人より少し聞こえがよくないので「耳がデカくなったらいいのになぁ・・・」と思ってます。
